ダイレマの18ssのこの気の抜け感が超かっこいい。

f:id:twenty_three_1025:20180218153831j:plain

 

時として周りの環境や常識から生まれる感情と、自発的に生まれてた意志との対極さ。その不安定な状態から紡ぐ“狭間にある美”

 

コンセプトもすごく自分にとって身近な世界だ。

 

ドラマ。『anone』は4、5話を観た。赤色のモチーフがしつこく何度も登場し、"血"の繋がり、すなわち、ひとつの共同体を演出する、その使い古された手法に流石に飽きてきたというのがhonneだ。まさしくダイバーシティを象徴するようなマルチカラー(18-19AWのトレンドと予想されている)で切り返すのは物語上面白いと思うのだけれども。

f:id:twenty_three_1025:20180219113636j:plain

 

音楽はクルアンビン(Khruangbin)の2ndが好きでした。

f:id:twenty_three_1025:20180218143805j:plain

ボノボ...ファーザー・ジョン・ミスティ...(来日公演行きたすぎた2組)に見出されたという惹句だけで飛び付いてしまった。モーラム、サウス・イースト・アジアのメロウでファンクな芳香を撒き散らすチルアウト・サウンドスケープ。老舗旅館を訪れる時に流していたいドリーミーな異心地の良さ。来日して欲しいし、オープニングアクトでるなら、VIDEO TAPE MUSICでよろしくな感じです。

 

あと、ブリジット・メイ・パワーの2ndも聴いてました。f:id:twenty_three_1025:20180218144615j:plainこちらもドリーミー、な、正統派、古典的主義なフォークミュージック。孤立した音楽から解放へフェードインした「親密さ」。部屋から窓の外へ。寒いこの時期、部屋にこもる日々にぴったりなサウンドでした。

 

 

フィジカルはBig love recordsでSports Team『Winter Nets』12インチを購入(クッピーラムネがついてきた!)。あと、Dream Wifeのデビューアルバムを。ビッグラブでついでに買ったそso young magazineの特集で承知のとおりだし、前記事のシェイムの引用で了解のとおりだけど、ロンドン(特にサウス)シーンの虜になってしまう必然的な2018年。

Sports Teamに関しては、このヴィデオを見ていただくだけで彼らは勿論、特にフロントの彼は、正真正銘、本物のカリスマだと一瞬で分かることでしょう。この展開、完全無欠のかっこよさ。信頼。



国内では、tofubeatsの「ふめつのこころ」のMVが遂に解禁(実質のフル音源解禁!?)で舞い踊る!


ヴィデオの方は敢えて、というかやむを得ず?電影少女とはほとんど関係が無くて拍子抜けですが、編集が変で面白いなー。トーフビーツといえば、Show Your Rommという

 

新鋭カルチャーメディアのマクガフィンによる「オタク in the hood」ライクなルームツアー企画も最高。



プライベートルームも見せてくれたら満点の企画ですが、クリエイター/アーティストの部屋・仕事場には創作のアイデアネタが詰め込まれていて、ちょっと見切れるものだけでも興味深くて面白いんですよね。これは、どんどんとアップされて欲しいです。

 

すでに先行配信されている楽曲群だけで舌を巻くyahyelの新譜からも先行でMVが解禁されている。"強迫的に開いていて閉じている世界"の俯瞰。ゴッチの賞賛から

AKG generationな我々が、アジアンでカンフーな構造とステレオタイプを破壊するまで。

と返すそのレスポンスまで

全てがエクスペクトされていた物語だ。



誰もが幾度も待ちわびる、SW×唾奇の新作が世界的に公開。自分のアイデンティティを見つめ直すこの詩に唾奇の原点を見つめ直した。

 

映画は新作、キャスリン・ビグローデトロイト』を鑑賞。

f:id:twenty_three_1025:20180218151114p:plain

フレームを囲む「白い」壁と「黒い」檻がこの映画の掟と、耐え難い歴史を語っている…。「壁」に手をついて、「床」に俯いて、「ガラスの一面」に遮られて、被害者の声が届くことは無い。救いの手を神に祈るしか無いこの"分断"の世界。それでも歌うことを、祈りをやめることをしなかった、その、物語られる先にある物語を夢想しながらも語りかけること。そうすることでしか救われなかったように思う。「怒りに突き進まないで、愛を広めて」「恐怖は私たちを分断しません。なぜなら、私たちはこの地に立ち上がったから」と語りかけてステージに立ったアリアナ・グランデの言葉が、頭にリフレインをやめない。まだ見てない人は是が非でも。

 

旧作はチャップリンの『モダン・タイムス』を鑑賞。

f:id:twenty_three_1025:20180218151525j:plain

生きるのは難しいです/生きなくたっていいじゃない 暮らしましょうよーーー『anone』5話に見るこの、生きることについて失われていた形を『モダン・タイムス』はこの時代に、既に体現し奪還している…。しかも、その先にある幸せの在り方までをも写し取ってさえも…。産業革命以降の資本主義社会に搾取された-システムにおいてという意味では見事に『anone』とシンクロしてさえもいる-人間の尊厳。その地位を奪還することというのは、全くもって時代に回収されない強度な主題だと思う。人生をつぶらな瞳で肯定する素晴らしい傑作。

 

最後にゲラニチョビの新作を。

生きてるから、ふたりになれんねんで。生きてるからええんや。

最高。