それでも、生きてゆく』を見終える。

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奇跡のような歴史的傑作だと声を大にして大仰に形容しても何の可笑しくもないのでは無いかと思うくらいに、一瞬でオールタイムベストの一本になった。被害者家族と加害者家族の無理解なる対立の中で、果たして互の「理解」の境地に到達することなど、さらに当事者では無い我々に「共有」することなど本当に可能で、物語として美しく帰着することなど本当に成功するのかというなかば諦めにも似た想いを、まあ、ここまで見事に...というアッパレな感情だ。飽くまでもここまでの上質なエンタメ作品にまで昇華仕立て上げていることにまず尊敬の念しかないのだけど、この題材でここまで全方位型に拡散できるのか...。まず間違いなく「家族が殺される」「家族が誰かを殺してしまう」といった経験・知覚の分かりきった部分の断絶がわれわれ非当事者とのあいだで深くあるのだけれど、9~最終話においての、私たちにまでに届く、自己と他者の物語への変容、それがあまりにもシームレスで感動的でした。

あたしたちは被害者家族と加害者家族だけど、同じ乗り物に乗っていて・・・一生 降りることはできない。じゃあ、行き先は一緒に考えないと

間違いなくここはファンなら勿論『最高の離婚』がオーヴァーラップするけれども、

僕ら、道はまぁ別々だけど、同じ目的地見てるみたいな感じじゃないですか・・・

それって、すっごい嬉しくないすか?

ぼくはここにたどり着いた瞬間に濱口竜介監督の『親密さ』を想起しました。

なにはともあれ、このクリエイションを目撃したことは忘れることのないものになった。

 

そして、録画していた『anone』も3話まで一気見る。

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脚本が相変わらず箆棒におもしろいし、撮影が過去最高に良いと思った。そして、これは宮崎駿の『千と千尋の神隠し』であり、まさかの北野ブルー『ソナチネ』なのでは!?という適当な思いつきはさておき、社会・システムに接収されたわたしたちの地位を奪還する話はいつだって、いやこの時代だからこそ光り輝いているな。いま、ここから始める、そんなストーリーがいつだって必要なんだよな。というわけで、これを観なずして今季は通り過ぎれない。

 

電影少女3話も観る。

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 特筆するところは、遠くの王子様より、近くの君がという女性視点が、実は、遠くの柴原より、近くの君(あいちゃん)という翔の視点への伏線であるということか。桂正和の恋愛作品はいつだって時間と距離が方向を狂わせてきた。

この実写化、なによりも忠実なのは服装。トレンドの話になりながら、君たちの服装は裏切ることを知らない。ありがとう。

気になったのは、ジャパニーズ・ポップ・カルチャーへの意識。このレイヤーの敷き方、多分電波少女にもってこいだと思う。

 

音楽。

待望のSaToAの『スリーショット』が届く。

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青草のにおい、Light、夢の島、Rudolph、いまあさ...。お馴染みの名曲たちが出迎える名刺がわりみたいなアルバムだけれど、以前収録されているナンバーはリアレンジされていて全然オールオッケー。恐らく新録のbitter coffeeからのRudolphへの流れ、そのウィンターナンバーチェーンがアルバムとしては最高。SaToAは春の印象も強いけど、冬の印象も強く持つようになった。温度感みたいなものが宿る音楽は良いものだと思ってます。ほんとにこれも全部いいのでオススメ。

 

そして、Shame『Songs Of Praise』も届く。

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単刀直入にいうと、めちゃくちゃ好き。もう、ハイとローのテンションを同期、スイッチするときは、King KruleとShameだけで充分じゃんか。チャンス、Rhyeに続いて来日発表期待してるのはShameだな。僕の行きつけであるフェザーズゴッファで取り置きしておいたレザーコート、先日受け取ったので、Shame聴きながらバチバチに着てやりたい。

 

記事書きながら見つけたHotel Luxもヤバい。

 

他は、Luby Sparks

 

Dream Wife

 

Ty Segall、STARCRAWLERとか聴いてた。フィジカルで取り敢えず欲しいのはDream WifeとTy Segall。でもスタークローラーのこのMV好きすぎるので、フィジカルも欲しいなあ。



お笑い。

霜降り明星せいやがすべらない話に出演してたんだけど、本当に緊張してるのか?と思うくらいにキレキレで爆笑した。

「彼女」の情景描写やばすぎました。後日談今聴いてます。



霜降り明星といえば、天下の静岡朝日テレビでのパパユパユパユですよ。刮目せよ。



服。

SON OF THE CHEESEのルック、ドンピシャでした。

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↑ストライプシャツのシルエット気になる。

 

Kolorはギミック効いてる面白いアイテム一杯だったな。

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 クリスチャンダダ18AWのエフェクターポーチ欲しい。

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ジョン・ガリアーノ

慌ただしさの中での着こなし、無意識的に生まれるグラマー

 というアイデアは、すごく、刻まれし!、なものだと思った。

 

 

アニメは『恋は雨上がりのように』3話f:id:twenty_three_1025:20180129013857j:plain

雨の日に流れ出す涙をアニメで切り取った作品でこんなに美しいものはあったかと素晴らしい画を見れた興奮。他には、結構評判のよい、宇宙よりも遠い場所1話を見た。

 

生半可な気持ちで「まつきりな」ちゃんのこと、可愛いなとか思ってたら、めちゃくちゃ「まつきりな」ちゃんにハマってました....。前の記事で紹介した『あえか』のMVのワールド・イズ・マインな「まつきりな」ちゃんを経て、YouTubeで『byまつきりな』をちょこちょこ見てたら、圧倒言う間にこの子、新種のファム・ファタールだなという感想。(京都きもの友禅の破壊力は異常)

 

ミスID 2018での小林司のコメント

まつきりなは、こんなにきれいなお姉さんなのに、カメラを向けると必ずなにかやってくれます。オフショットを撮ろうと面接などの待ち時間にカメラを向けると、かならずおちゃらけたピースとか変な顔とか、余計なことします。なぜだ? ただだまって立ってれば十分絵になるのに。カメラ向けるとめっちゃ嬉しそうに顔崩して笑顔します。なぜだ? なにがまつきりなをそうさせるのか。興味がつきないし、いまのところ正直むしろ意味がわかりません。

には、彼女の魅力の本質があると思った。それはSNSに投稿している幼少期の写真からも伺える。単純明快にいっちゃえば、癖とか照れ隠しとかなんとでもいえるだろうけど、たとえそれが衝動的であろうと、結局は、彼女が彼女らしく映っていることに他ならない。時代は、人々はアクチュアルなナラティブを求めている。

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なんかでは無いと、「まつきりな」ちゃんが証明してくれることを信じてしまうほどに、彼女は表現者としての密やかな原石じゃないのか。そして、(それはセルフィーであっても)撮られるべく人だ。美しさと可愛さと色気のバランスがもう個人的に絶妙なのは前頭に、彼女が魅せる豊かな表情と声色、そして一聴口の悪い岡山弁が持つそのギャップ、ファンとの距離感、これぞ電波に乗ってやってくる、ぼくたちのビデオガール(ビデオー画面のむこうーからやってくる)だと思う位に癒しの力もある。お笑いが好きらしいので、さっさと業界人は、千鳥と絡ませてくれ...。マジで、2018年が勝負だと思う。がんばってくれー!